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2024/01/17

離れ増築の条件と費用は?|プレハブ・ユニットハウスなら低コストで設置可能

ユニットハウス

趣味部屋や勉強部屋などプライベートな空間としてご自宅の庭に離れを増築したい方は近年増えているのではないでしょうか。

気になるのはまず増築にかかる費用ですが、敷地内に十分なスペースがあるからといって自由に建物を建てて良いわけではなく様々な基準が法律によって定められています。

今回は増築条件や費用に加え、離れにおすすめなプレハブ・ユニットハウスも紹介していますのでぜひ参考にしてください。

離れ増築の条件は?

離れを増築するにあたってどのような条件があるのでしょうか。

押さえておきたいポイントを見てみましょう。

水回り設備(トイレ・キッチン・浴室)が揃っていない

1つの敷地内に「住宅」は1つしか建てられず、建築予定の離れにトイレ・キッチン・浴室全てが備わってしまうと「住宅」と見做されてしまうので水回り設備3つの内どれかは欠けているものが「離れ」と定義されます。

一 敷地
一の建築物又は用途上不可分の関係にある二以上の建築物のある一団の土地をいう。

建築基準法施行令第1条第一号

このように建築基準法では「一建築物一敷地の原則」という決まりがあります。1つの建築物がある土地又は2つ以上の用途上不可分の関係である建築物がある土地が「建築基準法上で認められる敷地」となります。

用途上不可分の関係とは、2つ以上の建物が存在して初めて機能し互いに補完し合っている関係の事を指します。

「住宅」と「離れ」の他に「住宅」と「倉庫」、「工場」と「事務所」、「学校」と「体育館」などが挙げられます。

そのため、離れを自宅の敷地内に建てる場合は水回り3点セットが揃っていない必要があるのです。

建ぺい率と容積率の上限を超えていない

「建ぺい率」とは敷地面積に対する建築面積の比率のことで「容積率」は敷地面積に対する延床面積の比率のことをを指します。それぞれの地方自治体によって上限が定められています。

これらの比率は用途地域の区分ごとに基準が異なります。自治体のホームページにも掲載されているので一度確認してみましょう。

建築確認申請の有無も要チェック

建物を建築する際には基本的に建築確認申請が必要ですが、下記の条件を全て満たしていれば申請が不要となります。

  • 都市計画区域内の防火・準防火地域外であること
  • 床下面積が10㎡未満のもの
  • 増築又は同じ敷地内での移設であること

このように、離れを自宅の敷地内に増築する場合は防火・準防火地域外かつ床下面積が10㎡未満であれば申請不要です。

建築確認申請や都市計画区域についてはこちらの記事でも紹介しています。

ユニットハウスやプレハブの建築確認申請は不要?費用はどれくらい?
建築確認申請とは、建築基準法に基づき建物や地盤に問題が無いかを確認する行政行為です。 各市町村によって条例が定められており、違反してしまうと最悪の場合強制撤去されてしまいますので、申請が必要なのかどうかきちんと確認しなけ […]

増築費用はどのくらい?

離れ増築の費用は建築方法によって大きく異なります。

それぞれの建築方法の特徴と一緒に見ていきましょう。

木造

1坪単価約70万円~

日本で昔から親しみのある建築方法で、鉄骨造や鉄筋コンクリート造に比べて材料が手に入りやすく費用が比較的安く済ませられます。

間取りのデザイン自由度も高く、建築で使われる木材は熱伝導率が低いため鉄骨や鉄筋コンクリート造よりも火災に強い点も特徴です。

一方で雨漏りや白アリ被害によるメンテナンスの手間が掛かる点は注意が必要です。

プレハブ

一坪単価約50万円~

柱や壁などの部材を工場で予め製造し現地で組み立てる「プレハブ工法」を用いた建築方法です。

箱型のスタイリッシュな外観が特徴で今回紹介するユニットハウスもこの方法で建築する建物です。

ユニットハウスなら離れ増築が低コスト!メリットとデメリット

ユニットハウスは「プレハブ工法」で建築された建物の一種で、低コストで済む点と短期間で施工できる事からイベント会場や建設現場の事務所、災害時の仮設住宅として重宝されています。

様々な場所で活躍するユニットハウスですがキッチンや風呂トイレ、エアコンなど生活に必須の設備も完備できますので、ご自宅の離れとしてユニットハウスは人気が高まっています。

メリット ・・・ 短期施工◎ 低コスト◎

ユニットハウスの施工当日に行う設置作業は工場で組み立てた箱型の物をユニック車で吊って降ろすだけですので、1日で終わる事がほとんどです。

ユニット同士を連結して大きくする事や二階建てにも対応可能で、撤去や移設の際も同様にユニック車の作業で済むので人件費を掛けずに施工する事が出来ます。

また、ユニットハウスは製造時に全て新品の部材を使用していますが、組立時や運搬設置時に小さなキズが付いてしまう恐れがあるのでアウトレット価格で購入する事が出来ます。

デメリット

ユニットハウスは基本的に大型の4tユニック車で作業を行います。

そのため、トラックが入れないような狭い場所や電線や立ち木などの障害物がある場所への設置は出来ません。

間取りのデザイン性は木造やプレハブ造に比べて自由度が劣りますが、間仕切り壁を取り付けるなどして工夫する事も出来ます。

離れにオススメのユニットハウス

アウトレットユニットハウス3坪(ブラック木目×シルバー)

本体税込価格1,092,000円
サイズ3坪(約6畳)
寸法外寸幅:4500mm×奥行き:2300mm×高さ:2600mm
面積10.35㎡

三角屋根付きアウトレットユニットハウス3.8坪(ホワイト木目×ブラック)

本体税込価格1,298,000円
サイズ3.8坪(約7.6畳)
寸法外寸幅:5400mm×奥行き:2300mm×高さ:2800mm
面積12.42㎡

アウトレットユニットハウス3坪(ライトブラウン木目×シルバー)

本体税込価格1,089,000円
サイズ3坪(約6畳)
寸法外寸幅:2300mm×奥行き:4500mm×高さ:2600mm
面積10.35㎡

アウトレットユニットハウス1.4坪(ライトブラウン木目×ブラック)

本体税込価格693,000円
サイズ1.4坪(約2.8畳)
寸法外寸幅:2000mm×奥行き:2300mm×高さ:2600mm
面積4.62㎡

まとめ

  • ◎ 離れと母屋は用途不可分上の関係が成り立つ必要がある
  • ◎ 建ぺい率と容積率の上限に気を付ける
  • ◎ 費用
    木造・・・1坪約70万円~
    プレハブ・・・1坪約50万円~
  • ◎ ユニットハウスは短期施工・低コストで増築可能 3坪タイプで約100万円~

建築確認申請や電気・水道工事などは別途費用となりますので事前に確認しておきましょう


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